ジャンボ機主翼の「しなり」

ジャンボ機の主翼って長いから、飛ぶ時は当然揚力で機体を支えるために「しなる」はずだと思ってた。いくら剛体とはいえ、777-300ER で横幅が70m近くあるんだから、まっすぐでいられるはずはない、と。

で、今回はたまたま主翼の真横に座れたので、証拠写真を撮ることにしました。(ちゃんと機内で仕事もしましたよ)

左が着陸後、右が30,000フィートぐらいを飛行中。



やっぱり!

I've always thought that wings of jumbo aircraft got to bend a little to sustain the fuselage weight in mid-flight. Even as rigid bodies, they've got to give quite a bit when the wingspan reaches nearly 70 meters for Boeing 777-300ER, a typical transcontinental gear.


This time, I happened to sit on that aircraft right above the wings, so I figured I'd take photos to visually verify this.

The left is after the aircraft landed in SFO, the right is when it's cruising at ~30,000 feet. Voila!

Comments

Anonymous said…
私、理系だし物理系なんだけど、いつになっても鉄のかたまりが飛ぶというのは抵抗があるんですよね~~。
頭では分かっているけど、気持ちは納得できない・・・
こんな写真見たら、次回飛行恐怖が増すかも?飛んでる時は全然平気なんだけど、やっぱ着陸の時ですよね!かすかにワキばむよね!

成田の出国管理の自動ゲートは多分登録しないと思います・・・
でもきっとそのうち、生まれたらすぐDNAを取られ、指紋や光彩登録させられる時代が来るんでしょうね。
Ken Tokusei said…
その大昔、ノースウェストのoff dutyのパイロットと隣席だったんで、着陸の時の減速原理を聞いたら、単純に逆噴射してるということを学びました。確かに、747とかだと、翼のちょっと前に座るとエンジンの後ろのカウリングが後退して逆噴射してるのが見えたりする。でもそのとき彼の説明をくくりあげる一言が心に残っててさ、「あれが片方しか作動しないと非常に大変なことになる」だって。

物理屋じゃなくても、片方のエンジンが正しい噴射して、もう片方が逆噴射したらモノ凄い回転モーメントが生じることは必然的にわかる。あれがグルグル回ったら中はどんな感じがするんだろう、と着陸の度にふと思います。
Anonymous said…
え~~、そんな事思わないで!!
こわいよね~~。

翼の横に座ると分かる、飛行中結構バッタン、バッタンしてますよね~;
あれがすごく、ちゃちく見えるんですよ。
あんなんで大丈夫なのか?とか。
一度、(相当昔ですけど)離陸とともに、なんかすっごくでかいもんが落ちたんですよ!
エンジンが落ちたとかって・・・
速攻でスッチー(当時の呼称)を呼びましたが、涼しい顔で「あら、エンジン落ちました?大丈夫ですよ、エンジンは4つあって、一つくらい大丈夫です。」
飛行時間約40分が、非常に長く感じました。本当に一つくらい大丈夫なんでしょうか??でも無事だったので、今まで忘れていました。

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